2006年08月04日

悲惨な現実にも・・・

もう何年前になるのか、NHKで夜遅くに放映されていた
「マーフィー・ブラウン」というアメリカのテレビドラマを
好きで見ていました。
今も印象に残っている話がいくつかあるのですが、
その中でも、ニュース番組のブロデューサーが、
「毎日、世の中悲惨なニュースが多すぎる。もうひどいニュースは
放送したくない。ハッピーなニュースだけを集めよう」と提案しました。
主人公のマーフィーだけが反対しましたが、みんな、小さな
ハッピーなニュースばかりを放送することに賛成します。
最終的には、実際に起こっている悲惨な現実から目を背けても
何もならない、ということで、もとのニュース番組にもどる、
という話だったと思います。
その話を当時は笑って見ていましたが、数年前からよく思い出し、
そのプロデューサーの気持ちがわかるなあと思うことが度々あります。

2日くらい前の夜、母が、夕方見たテレビのニュースの話をしました。
借家で数十匹の猫を飼っていて、大家さんに立ち退きを迫られた女性が
猫を置いて引っ越し、6月くらいまではエサをやりに来ていたけれど、
その後来なくなり、22匹の猫がその家の中で死んでいるのが
見つかり、その女性は捕まったそうです。
私自身は新聞でもテレビのニュースでも、そのニュースを見ていないので、
本当かしら、と検索したところ出てきました。本当でした。
母からの話では、猫たちに不妊手術をさせなかったことから
どんどん猫が増えてしまったそうです。
しかし、立ち退く前に、その子たちの後のことをもう少し考えて
あげられなかったのか、せめて家の中から何故出していかなかったのか、
大家さんは何故、立ち退き後、家の中を確認しなかったのか、
心の中を真っ黒い雲が覆い尽くすような気持ちでクエスチョン・マークが
いくつも浮かんできます。
しかし、世の中には、この事件よりもっと悲惨な現実があります。
そして、その為に立ち上がって行動している人たちも、
また現実におられます。


猫置き去り事件について、詳しくはこちらを。

ニックネーム Sunny at 15:01| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする